今、子どもに本当に身につけさせたい力
副虹。いいことありそう!
タイトルの今の子どもに本当に身につけさせたい力っていうのは、お子さんに習い事させるときや学校を選ぶときなどにふと考えたりする方も多いのかなと思います。
私は公立の中学校で美術の非常勤講師をしているのですが、この「身につけるべき力」については、先生の指導者とも言える、指導要領の最新バージョンのものに、まとを得たことが書いてあります。教育委員会からの司令は時々意味不明ですが、指導要領書いてる専門家の先生方は、すごく鋭く今後の時代の流れ、未来を見据えてるんだなぁと感じます。以下引用ですhttps://studystudio.jp/contents/archives/40988
ここで出てくる「主体性」っていうところが1番のポイントになると思います。大人に気に入られる答えを探して当てはめて行く作業ではなくて、自分で考えて、どうしたいのか、どうしたら1番良いのか試行錯誤できる力。
今まで美術の成績では何度も何度も、他の教科で関心意欲Aしかとったことがない生徒から、どうしたら美術の関心意欲のAがとれますか?と聞かれてきましたし、よくそういう子から、描く前から「どうやったら上手に描けますか?」と聞かれます。
そして入学したての1年生は、かわいそうに、一筆動かすたびに、「先生、ここを〇〇色に塗ってもいいですか?」と確認してきます。
学年が上がり授業に慣れてくると、安心するのか、あまりそういったことを聞かれなくなるのですが、まさしく!まさしく入学したてのこの状況こそ、私の、そして教育の、目の前にある課題なのだと感じます。
絵画教室、美術教室では、主体性と試行錯誤する力が育まれます。というか、主体性と試行錯誤する経験とがないと作品は作れません(^^)
適切なヒントやアドバイスを小出しにしつつ、模範解答のない問いにズバッと向かっていける力を伸ばしていけたら、なんて考えています。
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