フリースクール卒業後の高校選びの落とし穴

人生は、選択の連続。by五木寛之さん

名古屋市内に絵画教室とオルタナティブスクールを開講したいブログです。

さて今日は、小中学校をフリースクールで過ごした後の、高校等の進路の選択肢について考えたことを書きます。

フリースクールというと、不登校になった子どもが学校へ行く代わりに行くところというイメージがある方も多いと思うのですが、私が今、自分で開くことにも、子どもを通わせることにも興味があるのは、オルタナティブスクールというところです。

オルタナティブスクールとはなんぞや?

ということですが、名古屋市でいうと、ネットで探す限りは、緑区にあるオルタナティブスクール惟のもりというスクールしかないのですが、要するに、従来の学校のシステムではなく、もっと子どもの一人一人の個性や興味に寄り添い、主体的に学べるステキな学校です。

ただ、ここに中学生の年齢で通うと、地元の公立中学校の出席扱いにはなるけども、高校入試に必要な、内申点はオール1扱いになるのです。

内申点オール1の時点で、名古屋市の公立高校への道は閉ざされます。現時点では。
もし公立で行きたい高校があったら、アウトです。
続いて私学の高校。滝とか、愛知とか、多分名城とか、いわゆる学力レベルの高い学校だと、一般入試の当日点が高ければ合格できます。

ただ、自分の子供がその年齢のときにどれくらいの学力なのかは読めません…。

そして、もう少し入りやすい学力レベルの私立高校だと、不登校枠というものがあります。


しかし!ですよ?

先ほど言った通り、フリースクールやオルタナティブスクールは、地元の公立の中学で出席扱いになるのです。だいたいは!

そうなると、もしオルタナティブスクールに全出席したら、欠席日数30日以上の不登校枠に入るのか?入らないのか?
それが問題です(`・ω・´)

これ、不登校枠に入らなかったら、計画的に30日欠席した方がいいのかな?
そして後は、1番フリースクール卒業のイメージが強い、通信制などの高校です。名古屋だとKTCなどが有名ですし、とても魅力的な教育課程です…が、普通に授業料はなかなか高いです。フリースクールですでに結構な出費だと思うのですが、とにかく高いです。
ここまでの説明を姉に喋ったら、「通信制とか行ったら大学行けないってことね」と言われましたが、決してそういう訳ではありません。
ただ、出身大学がもうそんなに大切でない時代が来ますけど、どうしてもまだ、大学絶対感が拭えないのも事実です。あと50年もすれば変わるのかもしれませんね。

現役の美術教員が、教育、アート、美術史について考えながら、アート、絵画教室を開きたいなぁ…と考えるブログ。

現役の中学校美術教員が、名古屋市名東区、千種区に、アート、絵画、デザイン教室、また、後々にはオルタナティブスクールを開きたいなぁ…と考えながら綴るブログ。

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